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Second reincarnation【ツイステ】

第13章 オクトパス講義



シロ先輩も背が小さいわけじゃないんだけど、フロイド先輩程の巨体だと手もかなり大きいみたいで、簡単に首を掴むとそのまま持ち上げようとするので思わず私も席を立った


危ないと声をかける前に、シロ先輩の叫び声が響く



「いだだだッ…首…首がもげる!!」

「フロイド先輩!?流石にシロ先輩の首を後ろから握って持ち上げたら危ないですよ…!」

「分かった。じゃーやめる」

「素直かお前は!!…オレにももう少しくらい優しさを持てよ!」

「だってクリオネちゃん、結構頑丈だからこのくらいじゃどうってことないでしょ」

「酷い言いがかりだな!…全く…」



…同級生とはいえ突然首を絞められて持ち上げられたというのに、シロ先輩はそれ以上文句を言わなかった

こういうのが多分、慣れというやつなんだろうな…


アズール先輩達の方の交渉が終わるまでこの三人で行動することが増えるだろうから…私がシロ先輩を助けてあげないと…

フロイド先輩が必ずしも私の言葉でやめてくれるわけないとは思うけど、見ててあまりにも可哀想すぎる

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