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Second reincarnation【ツイステ】

第4章 二日目の学食




なんかこう…今の感じは…どこかで経験したような感じがするんだけど…気のせいだろうか


そうこうしてるうちにお互い昼食を食べ終わったので、食器を片付けてそのまま解散

私は午後錬金術の授業があるから、それ用の教室に向かって歩いているとトンッと背中を叩かれた



「お前すげーな!あのフロイド先輩と知り合いだったのかよ!」

「エース…何でさっきはこっち来なかったの?」

「行けるわけねーだろ!冗談キツいぜ…」



げっそりとした顔のエースの隣を歩くデュースが、今度は口を開く



「レイはオクタヴィネル寮だから顔見知りだったんだろうが…あの人結構回りの生徒から怖がられてるんだぞ」

「あ、その話はシロ先輩…オクタヴィネル寮の別の先輩から聞いたことあるよ。本当だったんだ」

「オレバスケ部に入ったんだけど、あの人の気分屋気質のせいでゲームが台無しになるなんて日常茶飯事だったぜ…さっきまで楽しそうにプレーしてたのに次の瞬間には使いもんにならなくなってんだもん」

「それはキツいな…」

「へぇ…フロイド先輩といえばフロイド先輩らしい…」



噂は本当のようだ

だった一日でこうも確信に変わるとは。勉学よりも各生徒の情報を得てうまく立ち回る方が利口かもしれないな…

二人の会話を聞いていてそう思い直す
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