Second reincarnation【ツイステ】
第4章 二日目の学食
「…ていうかバスケ部…?」
「なんだお前…昨日の入学式終わった後、部活動見学できるって聞いてなかったのか?」
「え、話してたっけ…?」
「話してたぞ。って言っても一時間だけのレクリエーションみたいなもんだったけどな」
「それでエースはバスケ部行ったんだ。デュースは?」
「僕は陸上部だ。同級生のサバナクロー寮の生徒もいたな」
「二人ともがっつり運動部か…えー何に入ろう…」
男子校の運動部なんて女子からしたらキツすぎる…って、体は今男なんだっけ
なら結構いけるんだろうか…?
体を動かすのは嫌いじゃないし…どうせならちょっと珍しい部活に入ってみたいかも
「そこまで悩むなら放課後見学に行ったらどうだ?今週はまだ部活動登録を済ませなくても大丈夫だったはずだ」
「ありがとうデュース。そうしようかな」
「お前小さいもんな…でも小回りが効きそうだからマジフトとか良いんじゃね?」
「マジフト?…あのフリスビーを魔法で操作しながらチーム戦してるあれ?」
確か朝教室向かってる時に運動場で誰かが練習してたのが見えてた
あれマジフトって言うんだ…確かに珍しさでは結構いい点いってるかも
「うん…放課後ちょっとみて回ろうかな」
「それが良い。自分がやる気を出せる部活の方がいいだろ」
「だな。オレもそう思う」
二人の助言もあったことだし、放課後見て回ってみるか…
フロイド先輩はバスケ部らしいけど…ジェイド先輩やアズール先輩やシロ先輩達はどこに所属してるんだろう…ちょっと気になるな
これは放課後、探検をしてみるしかなさそうだ