Second reincarnation【ツイステ】
第24章 自白デー
「お二人とも無事話が終わったようで何よりです」
「あの、お騒がせしました…」
「いえいえ。僕も隠し事は良くないと言ってはいたんですが…」
「初耳だなーアズールさん。是非校舎裏で話し合おうじゃないか」
「ちょっと黙っててください」
「……あ、そういえば…もう一つだけ聞きたいことがあったんです」
「なんだ?」
そうだ…これを一番に疑問に思ったんだった
先輩が実はモンスターだということの発表が重大すぎて忘れるところだった
「何があってその怪我を負ったんですか…?」
……という私のその言葉に、目の前にいる三人の先輩方が固まる
…聞いちゃ…不味かった…?
数秒して、アズール先輩が咳払いをして口を開いた
「…まぁ当事者が何も知らないでは後々困ることもあります。そろそろ伝える頃合いでしょうか…」
「んー…まぁその方が小エビちゃんも良いと思うし、オレは賛成〜」
「流石にこんなことあったあとだと次は隠せないしな…」
…そう先輩たちが口々に呟いていく
「レイさん、もう少しだけお時間よろしいですか?」
「あ、はい…今日は放課後予定はないので」
「じゃあもう少し話をしましょう。今貴方の置かれている現状についての報告です」
その話の内容に、少しドキッとする