Second reincarnation【ツイステ】
第24章 自白デー
「あれじゃ風邪ひいちゃいそうですね…シロ先輩髪長いので」
「クリオネちゃんは………あー、そーかも。アズールタオルもう一枚ある?持って行ってくる」
「あ、私!私行きます!最近ご迷惑かけてばっかりなので」
フロイド先輩がアズール先輩からもらおうとしていたタオルに手を伸ばす
少し微笑んで、アズール先輩はフロイド先輩じゃなくて、私にタオルを渡してくれた
「では頼みます」
「いってらっしゃい小エビちゃん」
二人にそう言われて、シロ先輩が入って行った部屋に…
珍しく、ノックを忘れて入ってしまう
「シロ先輩、髪拭く用のタオルを……」
「あ、サンキューなレイ………あ…」
…シャツのボタンが外れてて、シロ先輩の腹部が見える状態で部屋に入ってしまったことを、一瞬後悔した
包帯で巻かれてはいたけど…シロ先輩の腹部を覆ってる包帯は血が滲んでいた
おおよそ、擦り傷や切り傷程度では済まされてない
誰がどう見てもかなりの大怪我だ