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Second reincarnation【ツイステ】

第23章 痛覚麻痺



死んだフリ作戦でもする…しかないか…?

幸い寝たフリすれば…脈は元から止まってるから簡単に騙せるだろうし


そう思ったその時だった


突然鉄パイプを持つ二人の生徒の後ろにいた、もう二人の生徒が吹き飛ぶ

派手な音を立てて地面に転がっていく


吃驚してその先に視線を向けると、そこにいたのは少し前に部屋に戻ったはずのジェイドだった

…見るからに…怒っていらっしゃる…

…絶対オレに対して…



「ひっ…こ、こいつ…リーチ兄弟の片割れだ…!」

「いかにもヤバそうな奴じゃない方だろ…?この人数で、こっちには武器だってギャッ…」

「は、早すぎ…ッガ…」



華麗なる手捌きで一気に三人の生徒が宙を舞っては地面に叩きつけられていく…

さすが護身術を扱えるだけはある…不良生徒たちはなす術もなく打ちのめされていく


数分後にはオレを呼び出した先輩方はみんな見事に伸びきっていた



「…なにか、僕に言う事がありますよね?」

「……誠に…申し訳ありません…?」

「それだけですか?」

「…助けていただき恐悦至極…」

「…ほ、か、に、は?」



…これは…

返答を間違えたら…死ぬのでは…
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