• テキストサイズ

Second reincarnation【ツイステ】

第22章 虫の知らせ




…のを、実はやばい方のリーチ兄弟に見つかる



「嬉しそうですね」

「お前は嬉しくねーの?」

「嬉しい…というより、寂しい…ですかね。ずっと一緒でしたから」

「可愛いこと言うじゃん。まぁ…オレも今までレイと一緒に暮らしてたら同じようなこと思ってたかもな」



死んでしまったせいか変なところで達観するようになっちゃったな…オレはじじいか

あはは…と苦笑いしながら、部屋の前まで来ると


…不可思議なものが部屋の扉に挟まっていた

白い封筒…手紙のようなものが

手にとって差出人を見ると、そこには妹の名前が書かれてあった



「…レイさんなら、さっきラウンジにいましたよね…なんの手紙なんでしょう?」

「さぁ…?あいつならこういうこと直接言ってきそうだけど…」



そう呟いて、手紙を開ける

…中には時間と場所しか記載されてなかった



「こっちの世界でのレイの筆跡見たことないから文字から本人かどうかが分からん…」

「綺麗に書かれてはいますけど…この場所、あからさまに怪しいですよ」

「中庭の東校舎裏…この学園じゃ人目につかないで有名なところなんだよな…」



しかも時間、今から三十分後とか…さっきのラウンジの会話からして明らかに罠の気配しかない

/ 230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp