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Second reincarnation【ツイステ】

第19章 懐かしい





「さぁ小エビちゃん、ベッドで寝よーよ。寝てないとダメなんでしょ?」

「あ、はい…でも今制服のままで…先に着替えなきゃいけないので…」

「えー?そのままでもいーじゃん…今日くらい制服をシワシワにしてもアズール怒んないって」

「……じゃあ…もうちょっと元気になったら、着替えますね」



そう言ってへにゃっと微笑む

…顔に力が入らない…情けない顔を晒してなければいいんだけど…


先輩がいるなら床を這ってベッドに戻ったら心配をかけてしまいそうなので、なんとか立ち上がろうとする

でも立ち上がる前に、体がふわりと宙に浮いた

それがお姫様抱っこだと理解するのに、ベッドまで運んでもらってから気がついて唖然とする



「そんな稚魚みたいな動きして…相当辛いんでしょ」

「…実はちょっと…結構…?」

「じゃあほら、ここに寄り掛かって小エビちゃん」



そう言ってシロ先輩のベッドから枕を取ってきて、私の使っていたベッドの枕に重ねて一時的な背もたれを作ってくれる
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