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Second reincarnation【ツイステ】

第18章 発熱ドロップアウト





「あの二人はこれから先どうなるんでしょうね」

「近年では異種族間での挙式もあると聞きましたけど…レイさんは元の世界に戻ることを望んでいるならここまでの関係止まりになるんじゃないですか?」

「…〝お兄様〟は、どういうご感想をお持ちで?」

「ジェイドお前楽しんでるだろ…」



突然こっちに話を振ってきたジェイドの顔はそれはそれはとても楽しそうに微笑んでいて、ゲンナリと肩を落としながら返事をする

オレの存在はこの双子の片割れにとって随分面白いものらしい



「片割れを無くした者同士仲良くしましょうよ」

「は?なんの冗談だよ…大体仲良くしなくてもお前たちの方から絡んでくるだろ」

「…貴方たちも随分仲良くなりましたね…」

「アズール嫉妬してるんですか?」

「してませんよ!」

「大丈夫だよアズール…血をくれる間はお前との契約は絶対って言ったもんな」

「確かに言いましたけどちょっと…二人して両サイドから圧迫しないでもらえます!?」



慣れない事をされて焦るアズールの様子を、オレとジェイドが笑う

そんな調子でワイワイと話しながら、鏡の間に着く


いつも使っている大きい鏡に手で触れて、記憶の中にある実家を思い出す



「…これで一応…繋がってるはずだけど…オレは鏡潜ると死ぬかもしれないからジェイドかアズール代わりに覗いてくれるか?」

「そのくらいなら構いません。僕がやりましょう」



多分元々いた魔法のない世界が気になるんだろう…アズールが自ら立候補して鏡に顔を潜らせる
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