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Second reincarnation【ツイステ】

第18章 発熱ドロップアウト



膝の上にトレーを乗せて渡す



「そういえばフロイドは一緒じゃないんですか?」

「あいつはレイにお粥食べさせにいってる」

「レイさん?どうしてフロイドが…」

「昨日の一件で疲れが出たみたいで熱出して寝込んでたんだよ」

「何ですって…!?…これは早々に謝罪に行かなければ…」

「まずはお互い元気になってからな。とりあえずそれを食べとけ」



今すぐ身なりを整えて本当にレイの元へ行きそうだったアズールの両方を押さえてそう言う

全く…病人が何を言い出すかと思えば


考え直したようで、大人しくお粥を口にすると驚いたような様子になった



「これは…中々素朴な味わいの料理ですね…」

「病人と言ったらオレが住んでたところではそれを食べるのが主流で………あ…」

「……シロさん…貴方記憶が…」



説明の途中でつい話しすぎたことを自覚して言葉が詰まると、痛いところをジェイドに突かれてしまった

…別に隠してたわけじゃ無いから後ろめたい気持ちがあったわけじゃないけど…
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