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Second reincarnation【ツイステ】

第18章 発熱ドロップアウト




手に巻いてる包帯もついでに交換しようと、塗り薬を塗り直してから新しい包帯を巻く

血は止まっていて、あとは傷の見た目が治れば完治といったところか…



「これで良し…と。リーチ兄弟はいつでも叩き起こせるとしてレイは起きてるかな…」



そう呟いて、アズールの部屋にある時計を見る

七時半…昨日は大変だったし、もしかしたらまだ寝ているかもしれない

朝飯を作る前に声だけかけておこうと思って、アズールの部屋を出たら今度はオレの自室に向かう


ノックを三回ほど繰り返してみるが返事はない

やっぱ寝てたかな…と思って、一応扉を開けてみる


…あの優等生なレイが珍しく、制服のままベッドで横になっていた



「しわになっちゃうのに…結構ズボラなところがあるんだな……ん?」



…妙に呼吸が荒いような…

首を傾げて部屋の中に入る


本人はぐっすり寝ていた…

それもそのはずで、付けていた手袋を取って額に触れると明らかに発熱していた

昨日の骨折の影響か。昨日、部屋のベッドにダイブしたらそのまま寝てしまったんだろう



「今日は病人二名の看病だな…双子にも伝えておかないと…」



苦笑いして、とりあえずレイのネクタイを緩めて、ジャケットだけは脱がしておこうとレイの制服を引っ張って脱がせる

流石に着替えをさせるわけにはいかないから、そこは本人が動けるときにやってもらおう…
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