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Second reincarnation【ツイステ】

第16章 ストレスフラストレーション





「失礼しました……それにしてもまた起こったんですか。…レイさん、その手は…!」

「これは私が勝手にやっちゃって。後で保健室行こうかなって思ってた所です」

「うわ…これ絶対折れてんじゃん。熱出るかもしれないし早く保健室行って安静にしとけよ」

「シロ先輩も保健室行った方がいいのでは…?それで怪我がないんですか!?」



ジェイド先輩の後から部屋に入ってきたシロ先輩は相変わらずの泥だらけで…着ていた体操服の上のジャージだけ腰に巻いていたから、トレーナーは真っ白だったけど

けど、頭や足は相変わらず泥に塗れている



「オレは鈍くできてるからな。でもお前は違うだろ…ここはオレとジェイドが見とくから、フロイドレイを運んできてくれ」

「いえ、私一人でも大丈夫ですよ!そこの角を曲がれば保健室ですから。それにまたアズール先輩が起きた時、暴れちゃうかもしれませんし」

「それはそうかもしれないけど……でも何かあったら大変だろ?無理するなって」

「それに仮にアズールが暴れても僕とシロさんなら大丈夫ですよ。…噛まれそうになったら肉壁もありますし」

「おい待てそれはオレのことか?」

「そういうことだから、二人に任せて行こう小エビちゃん」

「え…と、じゃあ…よろしくお願いします」

「任されました。レイさん、また後でお見舞いに伺いますね」



二人の先輩に見送られながら、アズール先輩の部屋を出る

…にしても本格的に痛みが出てきたな…折れるってこんな感じなのか
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