• テキストサイズ

Second reincarnation【ツイステ】

第16章 ストレスフラストレーション





「…歩ける?小エビちゃん」

「そのくらいなら全然大丈夫です。ここから保健室近いので」

「…ちゃんと守れなくてごめん」

「フロイド先輩はちゃんとアズール先輩の手を、押さえててくれたじゃないですか。ちゃんと守ってくれてましたよ」



フロイド先輩が、私が噛まれたことに動揺して手を離したらと思うとそっちの方がゾッとする

フロイド先輩だからこそ信頼して魔法をかけられたんだから…先輩が謝ることは何もない



「それに今もこうやって付き添ってくれてますから。私嬉しいですよ」

「…小エビちゃんがそう言うなら…」

「はい。なのでフロイド先輩は何も悪くありません。絶対です」



そう言って微笑むと、フロイド先輩も悲しそうな雰囲気が消える


…確かに背は高くて、ちょっと掴みどころがなくて、たまに怖いところがあるけど

こんなに優しい反面があったと知れて、良かった
/ 230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp