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Second reincarnation【ツイステ】

第16章 ストレスフラストレーション





「実はさ、前にも似たようなことがあったんだよねぇ」

「え、そうなんですか?」

「うん…オレら全員がいるときに、急にアズール自分の手を噛み始めてさ。それを止めようと自分の腕を噛ませて止めたのが、クリオネちゃんだったんだよねぇ」

「…シロ先輩がそんなことを…」

「あの時はジェイドもオレもいたし、すぐやめさせられたけど…今回は想定外。…もうこんなことしないでね小エビちゃん」



そう言って、噛まれた左手を私よりも一回り、二回りくらい大きなてで軽く握ってくる

……なんだか…すごく心配をかけてしまったみたいで…

そんな顔をしているフロイド先輩を見ていると、なんとなく私まで辛くなってきてしまう



「次からは気をつけますから。心配してくれてありがとうございます」

「…うん」

「でも…このあとどうしましょうか…アズール先輩は寝かせておくとして、徹夜してまでやってた仕事をこのままにしたらまたストレスがたまっちゃうんじゃ…」

「小エビちゃんはバカなの?まずは小エビちゃんのこの手の治療が先!…アズールは寝かしておけばいいし、ここはジェイドたちを呼び戻してあとは二人に任せとけばいいよ」

「そういえば二人は早朝からキノコ狩りに行ったんですよね…シロ先輩…きっとまた泥だらけになるんだろうな…」



初めて見た時は、あの真っ白な髪を八割ほど泥だらけにしているくらい酷い有り様だったから…

お目付役も楽じゃなさそうだなとは思ってる


フロイド先輩は手慣れた様子で学園から支給されてるスマホでジェイド先輩と連絡をとって…用件を伝え終わったのかすぐにスマホを仕舞う
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