第14章 ー雄英体育祭・レクリエーションー
「さぁ昼休憩終わって最終種目発表!
だがその前に予選落ちの皆へ朗報だ!」
何でも最終種目の前に自由参加の
レクリエーションが行われるそうで
「本場アメリカからチアリーダーも呼んで
一層盛り上げ…ん?アリャ?」
「何やってんだ、あいつら」
実況するプレゼントマイクたちが戸惑うほど
私達A組女子は明らかに会場で目立っていた
「どーしたA組ー!」
先程の峯田君達に言われた応援合戦…
他クラスの女子を見れば騙されたと分かる
『皆…ごめん』
「あたしらが騙されたからや…」
お茶子ちゃんと2人で謝るが
女子の怒りの矛先は男子二人に向いたようで
逆に楽しもうと皆で開き直ることにした
そして最終種目は先程の騎馬戦で
進出した4チームの総勢16名のトーナメント
毎年形式は違えど例年サシで競い合っている
ミッドナイト進行の元くじ引き後
レクリエーションをしてからの最終種目だ
「じゃぁ、1位チームから順に…」
「あの…すみません!俺辞退します」
でもこれからくじを引こうとした時に
目の前の尾白君がいきなり驚く発言をした