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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第13章 ー雄英体育祭・騎馬戦ー



「なぁぁ?!それアリィ?!」

「アリよ!」

近づいてくる障子君達…その触手の隙間から
長い舌のようなものも飛び出し反射的に避ける

「さすがね、緑谷ちゃん」

「蛙吹さんもか!凄いな障子君!」

『デク君感心してる場合じゃないよ!』

私は峯田君の個性で固定された方の
靴を脱ぎ捨て再度空中へと飛び上がる

「調子乗ってんじゃねぇぞクソが!!」

だが逃げてすぐ何故か単独で
目の前に現れる勝己の姿ー

「常闇君!!」

「何だこいつー!!」

ダークシャドウで攻撃を防げたが
そのまま勝己はテープで騎馬の元まで戻る

(あんなのアリ?!)

どうやら騎馬から離れても地面に
足さえつかなければセーフらしい

『これからどうする?』

「残り時間少ないからこのまま空中ー

勝己の襲撃からずっと空中に逃げたままで
デク君に指示を仰いだところ脚に感じた違和感

「いつまでも逃げてんじゃねぇよ」

感じた違和感は足に巻き付く布のような物で
その先にはあの轟君率いるチームがいた

そのまま彼の氷結が布を伝って迫ってくる

「常闇君ダークシャドウでこれを切って!」

「御意」

ダークシャドウのお陰で氷漬けは免れたが

このまま彼らから逃げれないと思い
空中に逃げるのを辞め地面へと降り立った
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