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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第12章 ー雄英体育祭・障害物競走ー



そして第1関門を突破し進んだ先には
いくつもの岸壁の間を綱で繋がれている

「落ちればアウト!!
それが嫌なら這いずりな!!
ザ・フォーーーール!!」

「大袈裟な綱渡りね」

そう言って難なく進む梅雨ちゃん

(これくらいなら強化して
ジャンプしたら余裕かな…)

個性を脚に集中させ私も次々と飛び先へ行く

「おーっとA組神無月ここで軽々と
先頭轟を追い越していくー!」

「なっ?!…」

先頭の轟君を追い越すと同時に実況される

最後の岸壁を飛び越え彼を振り返ると
唖然とした顔でこちらを見上げている

『へへっ、轟君ごめんねー!
私も上目指してるからー!』

「…のやろう…!!」

私の言葉に悔しそうにする彼を背に
私は1人先へと急ぐー

「先頭が一足抜けて下はダンゴ状態!!
上位何名が通過するかは公表してねぇから
安心せずに突き進め!!」

確かに何名が残れるか分からないこの1回戦
のんびりしてたら勝ち残れないだろう

実況を聞きながら先を急いでいた私だが
次の障害物ステージへ着き足を止めるー

「そして早くも最終関門ー
かくしてその実態はー…
一面地雷原怒りのアフガンだー!」

『……は?』

私はその言葉に思わず間抜けな声が出た
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