第12章 ー雄英体育祭・障害物競走ー
「死ぬかぁー!!」
『うわっ…切島君?!』
「A組 切島潰されてたー!!」
身体を硬化させ無事だったようだ
「A組のヤロウは本当嫌な奴ばっかりだな」
そしてまたその切島君の近くで
同じような事を言って飛び出た人影
「B組鉄哲も潰されてたー!ウケる!」
「"個性"ダダ被りかよ?!」
悔しそうにクッソーと叫びながら
先に進む切島君と鉄哲君という人
あまりに似すぎた2人に思わず笑みが零れた
「とりあえず俺らは
一時協力して道開くぞ!」
後方からそんな声が聞こえると
残りのロボに協力して立ち向かう他クラス
その中A組の皆は個性を使い
次々と第1関門をクリアしている
私も負けじと地面に手を付き
土を操りロボを串刺しにして先を急いだ