• テキストサイズ

【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第12章 ー雄英体育祭・障害物競走ー



ゲートを通り抜けると出てすぐの所で
数人の生徒が足元を凍らされている

(これ絶対轟君でしょ…)

私はその場を後にし先頭へ急ぐ

そんな中司会のプレゼントマイクが
楽しそうに実況する声が聞こえた

「第1関門ロボ・インフェルノ!!」

入試の時のお邪魔ロボ…今の皆なら
易々と突破されるだろうに舐められたものだ

漸く先頭集団に追いついたところで
一旦飛ぶのをやめ翼をしまい集団に紛れる

1番先頭であろう轟君の後ろ姿が見えたが
彼はロボの動きを攻撃で封じ走っていく

それに続いて他の数人の生徒も進むが
氷漬けのロボが足元から崩れ下敷きになった

「1-A 轟!!攻略と妨害を一度に!!
こいつぁシヴィー!!」

『え…容赦ないな、轟君』

「すげぇな!1抜けだ!アレだな…
もうなんか…ズリィな!!」

興奮して実況するマイクとは反対に
現場は静寂につつまれたかと思えば
不安やらなんやらでざわついていた

「お、おい誰か下敷きになったぞ!!」

「死んだんじゃねぇか?!
死ぬのか、この体育祭!!」

(とりあえず下敷きになった人
助けといた方がいいよね…)

ざわめく中1人崩れたロボに近づき
個性を使おうとしたところでロボの下から
変な音が聞こえ、その瞬間人影が飛び出した
/ 198ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp