• テキストサイズ

【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第10章 ー臨時休講ー



「…黙りかよ」

『ごめん…しか言えない
個性を隠してたのは事実だから』

勝己の目を見れなくて俯いてしまう

自分の為とはいえ心配してくれてた人を
騙していたのというのは完璧な裏切りだ

「…じゃぁ教えろ
てめぇの本当の個性ってなんだ」

ずっと黙ったままの私にそう言う彼に
私は自分の個性について正直に話した

『…今出来るのはそんなところ
あとは怪我も治せるけど大きい怪我は
私の体力を口移しで与える事で治せるよ』

"与えすぎると倒れるけどね"

そう最後に笑いながら言うと
彼に腕を捕まれ気付けば押し倒されていた

この体制から逃れようと暴れるが
上から押さえつける力が強すぎて動けない

『え?い、いきなりな

「…ざけんな、クソチビ」

吐き捨てるようにそう言われ
次の瞬間にはまたこの間のように唇を塞がれた
/ 198ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp