第10章 ー臨時休講ー
「てかさ、神無月
どっか行くところだったのか?」
切島君にそう聞かれ、
買い出しに行こうとしたことを伝える
「それなら俺荷物持ってやるよ
病み上がりで重いのは大変だろ」
本当に彼は優しくて頼れる人だ
『ありがとう//…
でもあの2人どうしようか?』
未だに騒いでる2人の事を言うと、
切島君はため息をつきながら
彼らにコソッと耳元で何かを言っている
その直後2人は大人しくなり、
一緒に買い出しに来る事になった
『んー…あとは…あ!
そう言えば3人はお昼食べた?』
それにまだと答える3人ー
それなら家で食べるかと提案すると
全員即答で食べるとの事だった
そして人数もいた事もあり
約1週間分の食材を買ってスーパーを出る
『荷物重くない?私、少しは持てるよ』
「いいっていいって!!
飯作って貰えるんだし気にすんな」
3人が1つずつ袋を持ってくれるお陰で
私は手ぶらで済んでしまった