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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第10章 ー臨時休講ー



USJ襲撃が切っ掛けで、
翌日は臨時休校となった

まだ身体の倦怠感が抜けきれてないが
家の事を済ませようと朝から行動している

『ふぅ…もうお昼か
何食べようかな……ぁ』

時計を見ると12時過ぎで何を作ろうかと
冷蔵庫を開けるが中身は空っぽだ

仕方なく部屋着を着替え
お財布だけ持って外に出る

そしてマンションを出たところで
何故か見慣れた3人組が口論していた

「切島、お前神無月の部屋番
知ってたんじゃねぇのかよ!!」

「いや悪ぃ、そこんこと考えてなかった」

ジーッと見ているとその中の
怠そうにしていた爆豪君と目が合う

「…クソチビ」

「え?あ、神無月ーー!!」

うっすらと聞こえた爆豪君の悪口…
私はそれをスルーする

『揃いも揃ってどうしたの?』

「お前倒れたって聞いてたから
心配で見舞いに来たんだよ」

そう言って渡される
ケーキの箱と小さい花束

大好きなガーベラの花束は
優しい匂いがして癒された

「いやでも元気そうで安心したわ」

「爆豪なんかあの後よぉ
医務室に殴り込みに行きそうだったもんな!!」

「うっせぇぞ、アホ面ー!!」

上鳴君の発言に怒鳴りつける爆豪君
あんなことの後でも彼は相変わらずだった
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