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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第8章 ーUSJ襲撃ー



『先生!…無事でいて…』

脚に個性を集中させ、なるべく早く走る

だけど私が広間に着いた時ー
そこに居たのは巨大な化け物と
その下に倒れるボロボロの相澤先生の姿

「対平和の象徴・改人"脳無"」

主犯格であろう男が笑いながら
その化け物の名を口にする

化け物は小枝を折るかのように
相澤先生の腕をへし折り…
何度も地面に彼の頭を叩きつける

『…もう、やめて…
…その人から、離れて!!』

先生の血だらけの姿を見て
頭に血が登りすぎた私は…

個性を隠すことも忘れ風を操り
脳無の上半身を切り落とす

そして脳無の残った下半身を
強化した脚で蹴り飛ばし、
血だらけの相澤先生を透明の防護膜で覆った

「何だ…お前…何の個性だ…」

『そんな事どうだっていい
…よくも先生を』

身体にいくつもの掌を纏い
禍々しい雰囲気の主犯格ー

その雰囲気が過去の男にどことなく似ている

「でも…脳無がやられたと思わない方がいい」

不敵に笑う男の言葉に背後を振り返ると
先程倒したはずの脳無が体を再生していた

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