第8章 ーUSJ襲撃ー
敵の個性を消しながら次々と
1人で敵を薙ぎ倒している先生
「神無月早く逃げるぞ!!」
その先生の姿にあの日の両親の姿が重なり
動けない私の腕を轟君が掴み走り出す
でも逃げた先に現れる黒い霧の個性を使う敵
逃げ道を塞がれた私達はただ立ち尽くした
「初めまして、我々は"ヴィラン連合"
せんえつながら…この度ヒーローの巣窟
雄英高校に入らせて頂いたのは、
平和の象徴オールマイトに
息絶えて頂きたいとおもってのことでしてー」
そして今回の敵の狙いが
オールマイトだと言われる
「そして優秀な金の卵の君達はー」
"散らして嬲りころす"
その瞬間全員が黒い霧に飲み込まれー
視界が晴れた時には私は轟君と別の場所にいた
そして目の前には数人のヴィランの姿
明らか強そうには見えないその敵を
いとも簡単に轟君が個性で凍らせる
『轟君、ここ任せてもいいかな』
「お前はどうするんだ」
『相澤先生を助けに行く
あの人数を彼一人じゃ…』
「…わかった。俺もすぐ向かう」
その彼の返事を聞き、広間へと急いだ