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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第6章 ーある日の放課後ー



『も、もう切島君恥ずかしいよ…』

「あ、悪ぃ!!いつも見てたからつい…」

私の赤くなった顔を見て
彼も漸く状況に気付いてくれたのか
パッと髪から手を離す

「ほ、ほら早く帰ろうぜ」

そして私達は恥ずかしさを
誤魔化すように帰路に着いた


そして家に着き、相澤先生に
本日の帰宅報告のLINEを送る

"こんばんは。今帰宅しました"

それだけ送ると制服を着替え
一日のお楽しみのお風呂タイム

(雄英に入ってから…周りの温かさに驚くな…)

湯船に浸かりながら
入学してからの今までを振り返り思う

ただ奴に復讐するための強さを
手に入れるために選んだ高校ー

でもあまりに周りの人達が
暖かくて甘えてしまっている

今まで1人で強くなろうと
ひたすら特訓していた日々を思うと、
本当に今の生活は両親がいた頃のようだ

『……やばい…のぼせそ』

結構な時間使っていたせいで
なんだか頭が少しぼーっとする

フラフラする脚でお風呂から出る

ひとまずバスタオルだけ巻くと、
タイミング良くなるインターホン

(この時間に誰だろー…)

でも玄関にたどり着く前に私の意識は途切れた
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