第6章 ーある日の放課後ー
「椿紗ちゃん今度お泊まり会しよーよ!」
『お泊まり会??凄く楽しそう…』
「神無月俺もお前ん家行きてー!」
「上鳴、お前一人じゃアレだから俺も行くぜ」
「な!?切島、それどういう事だよ!」
皆でガヤガヤと食べる食事は
また一段と美味しく感じる
それに普段そんなに話せてない人とも
こうやって話せるのがまた嬉しい
『〜♪』
「今日は…お前よく笑うな」
楽しくて顔が緩みすぎてたのか
隣の切島君に笑われてしまう
『だって凄く楽しいし…
皆と仲良くなれて嬉しい
切島君もいつも爆豪君とか
男子とばかりいるから…
今日話せて嬉しいよ』
「あーまぁ確かにな//
じゃあ、たまには昼とか一緒に食おうぜ」
(そしたら今日来てない
爆豪君とも話せるかな…)
今日来ていない彼の姿を思い出しながら
デザートのパフェをつついた