• テキストサイズ

【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第4章 ーヒーロー基礎学ー



『はぁ…はぁ…これ全部受け止めるか』

「いくらやっても無駄だ」

『無駄かどうかはまだ分からないよ』

いくら攻めても表情を変えない彼
その姿に段々腹が立ってくる

それというのもこの部屋に入ってから
彼は1度も個性を使おうとしないからだ

『それに…いい加減個性使いなよ!』

「個性を使えない相手に
…ましてや女子に使えない」

『…は?』

その轟君の言葉にカチンとなり
攻撃を繰り出しながら持っていた
捕縛用テープを彼の脚に引っ掛ける

「?!」

『女とかで決めつけないで』

そしてバランスの崩れた彼の顔面目掛けて
回し蹴りをしようとした矢先…

「つっ…!くそ!」

『?!……しまっ

彼の右手から冷気が発され…
私は咄嗟にそれを避けてしまう

だがバランスを崩したせいで
思ったより近くにあった氷壁に頭を打ちつけ
私はそのまま意識が途絶えたー
/ 198ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp