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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第4章 ーヒーロー基礎学ー



『葉隠さんが遊撃に行くなら
私と尾白君で核を守ろっか』

「そうだな…相手はあの2人だ
いったいどう攻めてくるのか…

個性使用禁止の私が出来るのは格闘だけ
尾白君も見た感じでは格闘系だから
接近戦なら2人で何とかなりそうだ


(勝つには時間切れか捕縛するか…?!?)

『ごめん!尾白君!』
「え?!」

どう闘うかと考えあぐねていると
どこからか微かに冷気を感じ
咄嗟に尾白君の肩を支えに床から離れる

すると今までいた場所が凍りつき
一瞬にして部屋全体が凍りついた

「くそ!足が…」

『これ…轟君だよね
ごめん、尾白君肩借りちゃって…』

「いや君が自由に動けるだけ助かったよ」

脚が完全に凍りつき動けない尾白君ー

私は捕縛用テープを片手に
ドアの陰に隠れ2人が来るのを待つ


そして暫くして氷の上を歩く音が聞こえ
ドアの前に轟君だけが現れた

「動いてもいいけど、
足の皮剥がれちゃ満足に戦えねぇぞ」

戦闘の意思を見せる尾白君にそう言い放つ轟君

私はその彼の背後から
テープを片手に飛び掛るが避けられた

『やっぱ避けられるか』

轟君は一定の距離を保ち驚いた顔をしている

「?!…神無月…」

『やっぱり簡単にはいかない、ね!』

休む隙を与えまいとひたすら攻撃を繰り出す
だがその攻撃は全て尽く受け流された
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