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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第3章 ー私の過去・本当の敵ー



相澤先生の元へ行くと応接室に案内された
そこには既に今年から教師として雇われた
オールマイトがお茶を飲みながら座っている

「君が私に話があるという神無月少女か」

『お忙しいのにお時間取らせてすみません』

「いや、気にしなくていいよ」

「神無月早くお前について話せ」

お茶を入れてくれるオールマイトはよそに
横で立っている相澤先生に目で急かされる

『…わかりました…私の本当の個性は
思ったことは何でも出来るというもの…
私は"インフェニティ(無限)"と呼んでます』

そう告げた2人の目はただ驚きで見開かれている

『小さい頃はただ翼の個性だと思って
皆と同じ普通だと思っていました…

それから小さい頃に起きたあの日のことー

それからどう過ごしてきたのかを説明した


『オールマイトは知りませんか?
ヴィランに個性を奪える者がいる事を…
両親と最後に別れる際のヤツの発言
それから推測するに私は他人の個性を奪う事
それが奴の個性だと思っています』

「…オールフォーワン…」

ぼそっと呟いたその言葉

『それがヤツの名前…ですか?』

「いや、アイツの個性だ
本名は知らないが…
私も五年前にアイツと戦っている」

そう言ってオールマイトはシャツを捲る
そこには左腹に痛々しい傷跡があった

オールマイトの話では五年前に
死闘の末ヤツの頭部を潰したらしい

ただ彼もまた相当の深手を負ったため
やつを捕えることは出来なかったそうだ

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