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【ヒロアカ】〜復讐に囚われた天使〜

第21章 ー林間合宿ー



夏休みに入って暫く経ち…
一大イベントの林間合宿の日が来た

結局合宿には赤点組も参加ということで
A組、B組の計41人と担任の先生2人で行う

ただ今回の合宿は急遽場所が変更になり
当日までは何処なのか明かされないらしい

これも夏休み前にデク君が遭遇したという
死柄木弔…ヴィラン連合を警戒しての対策だ

「え?A組補習いるの?つまり…
赤点取った人がいるってこと?
ええ?おかしくない?!おかしくない?!
A組はB組より優秀なハズなのにぃ?!?
あれれれれぇー?!」

正門前で先生達が来るのを待っていると
B組の金髪の人が来て煽るような事を言うが
綺麗な女の子に手刀を食らって気絶していた

『…あの人体育祭の時もなんか言ってた』

「物間寧人君だよ(笑
確か個性はコピーだったかな」

運ばれる金髪君を見てると
横からデク君がノートを見ながら教えてくれる

『物間君、、ね…
なんか凄いA組に敵対心剥き出しだよね』

「何でか分からないけどそうなんだよね」

運ばれる金髪君を見ながら彼と話してると
先生達が来てバスに乗るように言われる

「A組のバスはこっちだ!
順番に乗り込みたまえ!!」

天哉君の指揮の元続々とバスに乗り込む

こういう時自然と普段よくいるメンバーで
席が近くなり、私も勝己の隣に座る

「…今回は来んのかよ」

USJの時のことを言ってるのだろう
でもあの時と今では全然彼の態度が違う

『だってあの時と状況が違うでしょ?』

「フンッ…うっせぇよ」

そっぽを向く勝己に笑っていると
前の座席から電気がひょこっと顔を出す

「なぁなぁ神無月、爆豪ポッキー食う?」

『ありがとう♪』

差し出されたポッキーを受け取りたべると
いちご味のチョコの程よい甘さが口に広がる

(美味しい…)

後ろから聞こえるクラスメイトの楽しそうな声

死柄木弔が接触したことが気にかかるが
ただ無事にこの一週間が終わることを願った
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