第19章 ー本当の気持ちー
「んで爆豪は職場体験どうだったんだよ」
皆でご飯を食べながら今日1番の話題である
職場体験について報告し合っていた
その中何も言わず黙々と食べると勝己に
鋭児郎が問えば何故かピキっと青筋が浮かぶ
「今朝の爆豪ウケたよな!
8:2坊やだったからな!」
『…勝己が8:2?って髪型?!
え〜見たかったなぁ…』
「あ!俺写メあるぜ!」
「…っめぇら!!!うっせェ!消せ!
今すぐその写メ消しやがれ!ブッ殺すぞ!」
写メを見る前に電気の手から携帯は
勝己によって奪われ怒られていた
『残念〜……でも勝己さ、
私の言った通りだったでしょ?笑』
「うっせぇんだよ、クソチビ」
前に私が言った意味が分かったのか
横を向いてムスッといじけていた
「そういや神無月はどうだったんだ?」
『私?まぁ〜…うん、間近で見て
プロは全然違うなって実感させられた』
「やっぱプロってすげぇよな!
俄然やる気出て来たぜ!!」
盛り上がる皆を見るとなんか安心する
(こうやってずっと皆が笑えてたらいい…)
それが今の私のたった一つの願いだーー