第2章 ー雄英高校ー
本来なら入学式があるはずの時間
「「「個性把握…テストォ?!」」」
相澤先生に着替えてグラウンド集合を言われ
そこへ向かうと突然そう告げられた
先生曰く"雄英"は自由な校風が売り文句
それは先生側もまた然りだそう
「中学の頃からやってるだろ
"個性"禁止の体力テスト」
(個性使わなくても余裕か…)
私がそんなことを考えてると
"爆豪くん"という人が呼ばれる
ソフトボール投げのお手本らしい
「死ねぇ!!!!」
おっかない事を叫びながら
705.2mという記録を出す彼
周りはその記録と個性使用に
ほとんど全員がはしゃいでいる
「ちなみにトータル成績最下位の者は
見込み無しと判断して除籍処分とする」
その相澤先生の発言に…
またクラス一同驚愕するのだった
「"Plus Ultra"さ、全力で乗越えてこい」
そして運命の体力テストが開始された