第16章 「ラストシーンの後は」
晴人「千鶴ちゃん…。今度こそファントムを倒して…君の希望を守る」
千鶴「晴人くん…」
晴人「だから…ごめん」
《スリープ プリーズ》
晴人は千鶴を眠らせた
『…っ』
晴人「…そんな泣きそうな顔すんなよ」
『ごめ…っ』
瞬平「晴人さーん!!ちゃーん!!」
瞬平と凛子が走ってきた
瞬平「新しい指輪…輪島さんから預かってきました!」
瞬平は晴人に指輪を渡した
晴人「おっちゃん…」
凛子「千鶴さんは私たちに任せて」
晴人「あぁ…。頼んだ」
凛子と瞬平は千鶴を連れて非難した
は晴人の戦いを見守ることにした
きっと私の力はいらないと思うから
そこに悟史が来た
悟史「魔法使い…。何でお前がここに。千鶴はどうした」
晴人「眠ってもらってるよ。悪い夢見せたくないんでね」
悟史「へぇー。何だか知らねぇけど…だったら俺が叩き起こしに行ってやるよ!!」
晴人「させない…。お前は今…俺がここで倒す…!」
悟史はファントムに変わった
そして晴人もウィザードに変身した
そして戦いが始まった
ウィザードの攻撃でファントムの手からフィルムが落ちた
そしてそのまま近くの倉庫に投げ飛ばした
2人がいなくなり、はフィルムを拾った
そしてそのフィルムをギュッと抱きしめた
『(どうしてこんな…酷いこと…)』
晴人は覚悟を決めている
悟史さんを倒すこと
『(彼はもう悟史さんじゃないんだ…。彼はもうただのファントム…。悟史さんは…この世にはいない…)』
はフィルムを抱きしめ、晴人の帰りを待った