第16章 「ラストシーンの後は」
悟史はファントムに変わろうとした
晴人は千鶴を抱きしめた
悟史のファントムになった姿を見せないために
千鶴「何!?」
千鶴は晴人を押しのけた
そして悟史の方を見た
千鶴「ファントム…!さとっちは!!?」
悟史《さぁ…俺と一緒に来てもらおうか!!》
ファントムが拳を振り上げた
晴人が千鶴を庇い、が弓矢を出し、放った
悟史《効かねぇよ!!》
悟史は晴人に攻撃
晴人の手から離れた千鶴は、遊具の棒にぶつかり気絶してしまった
晴人「千鶴ちゃん!!」
『千鶴さん!!』
は急いで千鶴に駆け寄った
晴人「、千鶴ちゃん頼む」
『うん…』
《ドライバーオン!》
《シャバドゥビタッチヘンシーン!》
晴人「変身」
《フレイム プリーズ! ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!》
晴人はファントムと戦い始めた
『千鶴さん!!千鶴さん!!』
しばらくすると晴人が戻ってきた
晴人「」
『晴人…。このまま面影堂に行こう』
晴人「でもお前…」
『そんなに魔力使ってないから大丈夫』
晴人は千鶴を背負い、は地面に大きな魔方陣を出した
そして魔方陣は光り出し、一気に面影堂に着く
『ただいま』
輪島「おぉ、おかえりおかえり!」
『晴人、千鶴さんを部屋に運ばなきゃ』
晴人「あ、あぁ…」
空き室に千鶴を運んだ
輪島「大丈夫か? 」
『え…?』
輪島「あの魔法は結構魔力使うんだろ?」
『平気。慣れてきたから』
輪島「そうか…?」
しばらくすると晴人が2階から下りてきた
『下りてきて…いいの?』
晴人「あぁ」
晴人はソファーに座り、ため息をついた
『晴人…』
―――翌日―――
凛子「やっぱり…千鶴さんの出てた映画のフィルムがなくなってるって…!」
瞬平「あー!!どうしましょう!!フィルム燃やされちゃったら千鶴さんは…!!」
晴人「…フィルムなのかな」
凛子・瞬平「え…?」
コヨミ「待って!!ねぇ待ってよ!!」
コヨミと千鶴が慌しく2階から下りてきた