第14章 「夢を継ぐ者」
親方「ハァッ…ハァッ…ハァッ…!」
徹也「親方!!」
親方「行け!徹也!」
『コヨミ、お願い!』
コヨミ「うん!」
『早く行きましょう!親方さんはコヨミが見てくれてるから大丈夫です』
徹也「あ、あぁ…」
2人は走り出した
『もう少しですよ…!』
ドォン!!!
『っ!!』
は足を撃たれて転んだ
徹也「うわぁぁぁぁ!!」
『徹也さん!』
そこにファントムが現れた
饅頭は地面に散らばってしまった
《あなたが消えればゲートは絶望します…》
は立ち上がり、弓矢を構えた
『離れなさい…!!』
《あなたも邪魔をするんですか…?足を狙ったはずなんですが…》
『あんな攻撃で動けなくなるとでも?』
《まぁいいです。あなたも倒して邪魔者消え、ノルマ達成です!》
は弓矢に神経を集中させ、放った
バシュッ!!!
《そんな矢ごときに…》
ファントムが矢に触れた
バァン!!!!
そしてそのまま爆発
『甘く見ないで』
《貴様…》
『早く行って!!』
徹也「けど…!」
『早く!!』
私の足はもう使えない
《逃がしませんよ!!》
『…っ!!』
キンッ!!
『晴人…!!』
晴人《大丈夫か!?》
『うん』
は徹也を立たせ、梅林堂に向かおうとしたがファントムが邪魔をする
晴人は饅頭を箱から出し、2つ徹也に渡した
晴人「しっかり持っとけ」
徹也「ありがとう…」
しかしファントムの攻撃で饅頭を手放してしまった
1つは地面に叩きつけられ破壊
もう1つは空中に浮かび、噴水に落ちていく
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
バシャーン!!!
噴水に飛び込んだ人が
「「瞬平!!」」
それは瞬平だった
3人は瞬平に駆け寄った
瞬平は片手を上げたそこには饅頭が握られていた
瞬平「饅頭は無事です!!」
晴人《よくやった瞬平。おかげで助かった》
晴人は手を差し伸べた
瞬平「晴人さん…」
瞬平はその手を握った
晴人《あとは俺が引き受ける。徹也さんと、最後の「きぼう」を頼む》
『瞬平くんにしかできないんだからね』
瞬平「…はい!」
瞬平は力強く返事をした
瞬平「行きましょう!」
そして梅林堂へ向かった