第10章 「ドラゴンの叫び」

『洋樹くん…!!』

は洋樹のいる病室に向かおうとしたが

《何だてめぇ…。まだ生きてたのか》

『!!!』

どうして後ろに…!!


ｶﾞｯ!!!


『きゃあっ!!!』

《そういや…アイツ…邪魔だって言ってたな…》

『アイツ…?』

《ついでに消しとくか!!!》

『!!!』

晴人「待て!!」

《あぁ…?》

『晴人…』

晴人「…!」

《よぉ!やっぱり来たか、魔法使い!今度こそ逃がさねぇぜ…!巫女は後で息の根止めてやるよ!》

『…っ』

晴人「もう逃げねぇから安心しろ。あと、は俺が守る」

《はぁ?》

『晴人…』

そんな魔力ないくせに…!


《ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰｵﾝ》

《ｼｬﾊﾞﾄﾞｩﾋﾞﾀｯﾁﾍﾝｼｰﾝ!》


晴人「ここでお前を倒す…!!」

《あぁ?ほざけ!!》

晴人「変身」


《ﾌﾚｲﾑ ﾌﾟﾘｰｽﾞ!ﾋｰ、ﾋｰ、ﾋｰﾋｰﾋｰ!》


そして晴人とファントムの戦いが始まった

凛子「ちゃん!!」

コヨミ「!」

『凛子ちゃん…コヨミ…』

凛子「大丈夫!?」

『うん…』

コヨミ「よかった…!! が無事で…!」

『コヨミ…。ごめんね、心配かけて…。ねぇ、あの指輪…ドラゴンの力を使えるようにする指輪だよね』

凛子「何で…」

『セイレーンも反応した…』

コヨミ「え…」

凛子「何…?セイレーンって…」

『見たでしょ?私のファントムよ』

凛子「ちゃんの…ファントム…?」

『私はエンゲージリングを通して自分のファントムを呼び出すことができるの』

凛子「ファントムを現実の世界に引き出したら…!」

『さぁね。どうなるかはわからないわ。でも…ファントムと戦えるのは私と晴人だけよ』

凛子「そんな…!」

は立ち上がり、晴人の元に向かった