第54章 「終わらない物語」
晴人《俺達だけじゃない…例え悪と同じ存在から生まれても…仮面ライダーとなる者が…現れる。次々と》
少年はの鎖を解いた
『ありがとう…』
少年はカバンの前に座り、開けた
アマダム《はははは!世界の壁を壊せ!外に出してやる!》
晴人《…!》
「俺も…なれるかな」
アマダム《そうだ…!》
少年は目を閉じて何かを祈る
空の地球に別空間が現れた
アマダム《私の勝ちだ…!》
空間が開くとそこには大勢の何かが立っている
『何…あれ…』
アマダム《な…何だあれは……一体何を祈った!》
「怪人に変身するのは…決まってると思ってた。でも…もしかして俺も…仮面ライダーに…!」
アマダム《何をやっているんだ!!》
「この世界を壊すんじゃない…呼んだんだ!」
ドォン!!
アマダム《うわっ!!》
空間から何かが落ちてきた
『あ…!!鎧武…!!』
アマダム《何だ…!?こんな仮面ライダーがいたというのか…!》
鎧武《あ?仮面…ライダー?俺が?》
晴人《すべての人の自由を守る、戦士の名だ》
鎧武《ん?》
晴人《助けを求める声があれば必ず駆けつける》
鎧武《ほーん…助けてっていう声が聞こえたんだ》
晴人《俺と一緒だ。必ず助ける、そう答えた。だからここに来たんだ。だからお前も…仮面ライダーだ》
鎧武《へぇ〜、なら俺は、仮面ライダー鎧武、ってことか?》
フラッ…
『あ…!』
倒れた少年をが受け止めた
アマダム《何会話してんだ!消えろー!!》
アマダムは鎧武に襲いかかる
鎧武の攻撃はアマダムに効いていた
アマダム《こんなはずはない…!お前たちは…お前たちは皆、私から生まれた、ただの出来損ないに過ぎない…!》
鎧武《ゴチャゴチャうるさいっての!はぁっ!!》
鎧武の攻撃によってアマダムからみんなの力が戻っていく
門矢士《俺達の…仮面ライダーの力を見せてやる》
鎧武《行っちゃいますか〜!》
アマダム《望むところだ…!》