第53章 「仮面ライダーの指輪」
瞬平「大丈夫!?昨夜から探してたんだよ!!どこ行ってたの~!!」
瞬平は子供たちに駆け寄る
そして竹刀を持っている凛子は竹刀を地面に叩きつける
凛子「おい!!変身前の者を!襲うことは!!禁止されてるはずだ!!!」
みんはは怪物から人間の姿へと戻った
「この世界を守るためだ」
「邪魔をするな」
男の子はカバンからリングを取り出す
瞬平「ライダーリング!?何てことを…」
そしてバックルに指輪をかざす
《ディケイド プリーズ》
《オーズ プリーズ》
凛子「はあああ!?」
目の前に2人のライダーが
凛子「何してくれとんじゃ!!大事な自転車だぞ!!」
ディケイド《ここがウィザードの世界か…》
晴人「いや…たぶん…違うな」
ディケイド《…そうか。大体わかった》
「早く、面影堂へ!」
男の子と女の子はライダーの後ろに乗る
晴人「面影堂…!?」
バイクは走り出した
凛子「ちょっと待て…!!」
《コネクト プリーズ!》
晴人はバイクに乗り込んだ
そしてを乗せて走り出した
そしてしばらく走っていると…
晴人「えぇ!?」
『うわ…』
道路の端にぽつんと面影堂が建っていた
晴人「どこだよここ」
『この世界一体…』
2人はバイクから降りた
凛子「こんなとこにいたら見つかるだろ!!」
晴人「え?」
『見つかるって何に…』
凛子「早く中に!!」
凛子は自転車を降りて2人の手を引っ張った
そして面影堂の中へ
凛子「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ~、ダメだ、疲れた~」
「何だ何だ、どうした」
2階から1人の人物が降りてきた
晴人「おっちゃん?」
『あ…ホントだ…』
「ん?」
晴人「ってまんまかよ」
輪島「キミたちは…?」
凛子「あの子らを助けてくれたんだよ」
輪島「おぉ、そうか。それはそれは」