第53章 「仮面ライダーの指輪」
敵はライダーが全て倒した
くたくたの晴人とはさっきの家まで戻ってきた
晴人「はぁ…何なんだよこれ…」
『疲れた…』
「みんなありがとう。さ、早く行こう」
ライダーたちは消えた
そして晴人の持つカバンを持つ
しかし晴人はカバンを離さない
晴人「何で怪人に追われてんだ?」
「返してください」
晴人「この指輪は!」
老婆「ライダーリングよ」
『ライダーリング…?』
老婆「早くそれを返すのよ…!でないと大変なことに…」
キーン…
『何…?』
《市民の皆さん…協力をお願いしたい…》
空から声が聞こえる
老婆「アマダム…!!!!」
老婆たちは急いで家の中へ
「アマダム…!」
《ライダーリングが盗まれました。リングがなくなれば…この世界は崩れ去ってしまう…!!》
晴人「アマダム…?」
《崩れ去ってしまう》
家の周りに何にもの人が
そして姿を変えて怪人になった
「どうして…わかってくれないの……っ!!」
女の子の様子がおかしい
晴人「どうした?」
「俺たちはこんな世界出て行くんだ!!!来るな!!!あああっ…」
男の子の顔にヒビが入る
『晴人…これって…』
晴人「あぁ…」
「てめぇらやめろ!!!!」
キキー!!!
「や、やめてください!」
晴人「凛子ちゃん…?」
『瞬平くん…?』
晴人「何だその格好…」
目の前に現れたのは凛子と瞬平…に似た人
2人とも学生服を着ている
晴人「お前…前髪やばいぞ」
瞬平「へっ…」
凛子「何だぁ…?お前ら誰だよ!!!」
晴人「……やっぱそのパターンか」
『凛子ちゃん…怖い…』