第52章 「最後の希望」

そこにいたのはグレムリンだった

『これ…あなたが…!?』

ソラ《そうだよ♪キミを迎えにきたんだ》

『私…?』

ソラ《そうだよ。これでやっとキミはボクのものになる…!》

グレムリンはに近づいていく

『近づかないで…!』

ソラ《キミはボクに攻撃できないよ?》

『何言って…!!』


ﾄﾞｸﾝｯ…!!


『!!』

の体がゆっくりと地面に倒れる

ソラ《おっと…》

その体をグレムリンが受け止めた

そこに仁藤たちが現れた

そして攻撃するが、グレムリンに弾かれる

ソラ《あれ?古の魔法使い?いや、元、古の魔法使いって言った方がいいのかな??》

グレムリンはを置いて仁藤を攻撃する

ソラ《キミがサバトをぶっ潰してくれて助かったよ!》

今の仁藤の力では敵わず、地面に倒れる

仁藤「別にお前のためにやったわけじゃねぇよ!!つか、誰かれ構わず襲いやがってどういうつもりだ!!」

ソラ《魔力を集めてるのさ。そしてちゃんを迎えに来た。ボクの中にある賢者の石のためにね。それにボクはワイズマンと違って、わざわざゲートを探す気はないんだ。死ねば人間、ファントムになれたゲートってこと》

仁藤「お前…何てことを…!!」

仁藤はグレムリンに向かって走り出す

凛子と瞬平はに駆け寄った

凛子「ちゃん!!ちゃん!!」

瞬平「ちゃん!!」

いくら体を揺らしても目は開かない

ソラ《邪魔しないでよ。キミたちの相手してるほど…ヒマじゃないんだ》

グレムリンは仁藤を振り払い、凛子と瞬平の元へ

２人を弾き飛ばし、を抱きかかえて街を爆破しながらどこかへ行ってしまった