第46章 「笑顔は胸に」
考えなくてもわかる
翔くんが飛行機を手放さない理由…
翔「嫌だ!!嫌だ!!」
「じれったいわね…」
セイレーンはファントム化し、翔たちを攻撃
晴人がギリギリで避けた
熊谷「翔くん!!」
酒井「翔!!」
晴人「大丈夫か?」
翔は落ちている飛行機を取りに行こうとする
晴人「翔くん…!!」
翔「離せ…!!」
セイレーンが飛行機を拾い上げた
セイレーン《今度こそ絶望して…ファントムを生み出すといいわ…》
熊谷「何…!?」
バシュッ!!!
セイレーン《!!》
矢はセイレーンの腕に直撃
『(何…!?何か…違和感が…)』
セイレーン《酷いことするわね…。あなたのファントムなのに…》
『ファントムはファントムよ。倒すだけ』
セイレーン《あなたのそういうところ…大好きよ…?でも…その目は…大っ嫌い!!》
セイレーンは落ちた飛行機を足で踏み潰そうとした
晴人「やめろ!!」
《バインド プリーズ!》
晴人は鎖でセイレーンの動きを封じ、飛行機から離れさせた
晴人「!!」
『うん!!』
は飛行機を回収しようと走り出した
しかし
ガオガオッ!!
「「「『!!』」」」
白い魔法使いの使い魔が現れた
晴人「また…!!」
晴人は熊谷を見た
『(晴人…何考えてるの…!?まさか先生を…)』
瞬平「晴人さん…?」
晴人はセイレーンの鎖を解除した
晴人「出て来い!!!笛木!!!」
セイレーンが飛行機を持つに近づく
『…っ!!』
飛行機を持ってるから矢が打てない…
晴人が変身してくれれば本が使えるのに…!!
瞬平「ダメです!!!」
瞬平がセイレーンに突撃
『瞬平くん…!?』
セイレーン《邪魔するな!!人間の分際で!!》
セイレーンは瞬平を突き飛ばした
『瞬平くん!!』
ドォンドォンドォン!!
セイレーン《!!》
仁藤《魔法使いが邪魔するぜ》
仁藤とセイレーンが戦闘を開始
セイレーン《上手いこと逃げてきたみたいね…!!》
セイレーンは隙をついて消えた
仁藤《ケルベロスは…!?》
晴人「いや…」
仁藤「いねぇのかよ…」
瞬平「おかしいですよ…!!」