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仮面ライダーウィザード 

第4章 「変身!生中継」




晴人「輪島のおっちゃん、テレビ!テレビ!」

輪島「おぉ」

輪島がリモコンを押した


《路上の魔法使いこと、奈良瞬平さんです!どうぞ!》

《パチパチパチパチ…》


テレビ画面にはしっかりと奈良瞬平が映っている

晴人「そういうことか」

2人は急いでテレビ局に向かった

晴人「、わかったか?」

『うん。あの司会者…ファントム』

晴人「奈良瞬平をその気にさせといてここでガツンと落とすつもりだ」

『最低…!』

バイクを走らせてテレビ夕日に着いた

警備員を素通りし、関係者駐車場へ入っていった

晴人とはすぐにバイクから降りて、テレビ局に入ろうとしたが

警備員「待って待って。君、入館章は?」

晴人「ちょっと手借りるよ」

晴人は警備員の手に指輪をはめた

警備員「え?」

そして晴人のバックルに手をかざす


《プリーズ スリープ》


警備員は寝てしまった

晴人「ごめん、急いでるんだ。いい夢見てくれ!」

『その指輪…この前の…』

晴人「そ。付けるの面倒だけどね」

晴人とは瞬平の元に急いだ

しかしそこには笑っているファントムと力なく床に座っている瞬平の姿が

《ウィザードと巫女か…。今さら来てももう遅い!諦めろ》


《ドライバー オン》


晴人「魔法使いってのは諦めが悪くてな」


《シャバドゥビ タッチ ヘンシーン!》


晴人「変身」


《フレイム プリーズ! ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!》


晴人はウィザードに変身し、ファントムと戦い始めた

は急いで瞬平に駆け寄った

『ちょっと!?大丈夫…』


キーン…!!


『!!……悲しみ…絶望…』

これは急がないと大変なことになるかもしれない

『晴人!急いで!!』

もう時間がない…!!

は瞬平に手をかざした

瞬平のひび割れが少し治まる

は辺りを見回した

すると近くに黒い焦げたものが

『これ…彼が持ってた絵本…』


ドカァン!!


晴人《瞬平!!!!》

瞬平は焦げた絵本に手を伸ばした

瞬平「ごめん…。僕に…魔法なんて…使えるわけなかったんだ…」

『…………』

晴人《でも…使える奴がここにいる》

瞬平「え…?」


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