第3章 「魔法使いになりたい」
晴人「大丈夫か??」
『ん…』
晴人「歩けるか?」
『大丈夫…』
いきなり知らない人から手を掴まれたは硬直してしまった
『あぁいう人苦手…』
晴人「知ってる。俺の時もそうだったし」
『…………』
晴人「人間嫌いなお前にはちょっとヤバかったな」
『ホントに…』
晴人「で、お前どこまで着いてくんだよ」
『ひっ……!!』
は晴人の後ろに隠れた
瞬平「どこまでも着いて行きます!!僕の熱意が伝わるまで!!」
晴人とは逃げた
瞬平「師匠!!」
晴人「うわっ!」
瞬平「師匠!!」
晴人「!!」
どこに行っても
瞬平「師匠~~~~!!!!!」
晴人「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
『きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!』
どこまでも追ってくる…!!!
近くの陰に隠れ、何とか助かった
そのまま晴人とは猛ダッシュした
向かった先はドーナツ屋「はんぐり~」
店長「あら晴ちゃん、ちゃん、いらっしゃい!今日はいいとこに来たわ~!ねぇねぇ、新作の七色ドーナツなんてどう??」
晴人「しっ…!追われてるんだ。ちょっとかくまって」
瞬平「師匠~~~~!!!」
瞬平はまだ走り回っている
しかし何とかドーナツ屋までは来なかった
晴人「ふぅ…」
店長「ねぇねぇねぇ、七色ドーナツ!」
店員「ナナイロ!」
店長「七色!」
店員「レインボー!」
晴人「プレーンシュガー」
『じゃあ私は七色ドーナツ』
店長「ちゃ~ん…!!晴ちゃんはいつも同じなんだもん~」
『あはは…』
晴人「え」
『…?…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
そこにはさっきの男
瞬平が立っていた
ギュッ!!
瞬平「捕まえましたよ師匠~!!!僕を弟子にしてくださ~い!!」
晴人「やめろお前!!」
『…………』
晴人「!!」
また硬直
瞬平は晴人に引っ付いて離れなかった
晴人「わかった!!話だけなら聞いてやるから!!」