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仮面ライダーウィザード 

第17章 「クリスマスの奇跡」




達郎「プレゼント置いていけるかよ!!」

達郎はプレゼントを拾う

も急いでプレゼントをかき集めた

晴人はフレイムドラゴンに変身し、以前フェニックスを倒した技を繰り出すが、あっさりと受け止められてしまった

『そんな…!』

フェニックス《遊びの時間はここからだぜ…?》

フェニックスはたちに向けて炎を飛ばす

『きゃぁっ!!』

炎はに直撃

プレゼントも燃えてしまった

達郎「!!」

晴人《達郎!! !!》

『…っ』

はそのまま地面に倒れた


ピシッ…


達郎がひび割れる

『達郎さ…っ』

は体を引きずりながら達郎の側に

そして手をかざし、ひび割れを遅くする

『晴人…早く…っ』

晴人はウォータードラゴンに変身

“ブリザード”リングで何とかフェニックスを氷漬けにすると、尻尾で粉砕した

晴人《!》

『早く…達郎さんを…っ』

晴人《あぁ…っ》

達郎「もうダメだ…俺の…希望が…」

晴人《諦めるな!俺が…最後の希望だ》

晴人は達郎にエンゲージリングをはめ、アンダーワールドへ飛び込んだ

『早くね…晴人…』

は片方の手で達郎のひび割れを抑え、もう片方でプレゼントの修復をした

『あ…魔力が…っ』

は地面に倒れた

『晴人…』

が倒れた数分後、晴人が戻ってきた

晴人《!!》

『晴人…おかえり…』

晴人《大丈夫か…!?》

『うん…』


ボッ!!


晴人《!!》

砕いた氷に火がつき、一箇所に集まっていく

『うそ…っ』

フェニックス《言ったろ…俺は不死身だって…。次の手品も…楽しみにしてるぜ…魔法使い…》

フェニックスは去っていった

達郎「うぅ…っ」

『あ…達郎さん…』

晴人「大丈夫か?」

達郎は起き上がり、プレゼントを見た

そこには灰になってしまったプレゼントと直っているプレゼントが

『ごめん…これくらいしか直せなかった…』

晴人「のせいじゃない。俺も守るのに精一杯で…」

達郎「…命が助かっても…プレゼントがなきゃ…!これじゃあ今夜は間に合わねぇ…」

『…………』

そんな…

その時、晴人の持っていた箱が光りだした


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