「新テニ×ナージャ」理想のペア、ダンデライオン一座に会う!?
第1章 理想のペア、ダンデライオン一座に会う!?
その後、丸井と木手はテニスラケットとボールを上手く使いながらショーをしていました。
まず、丸井はクリームとショコラと呼ばれる双子のライオンを可愛がります。これだけでブラボーと再び拍手が起こり、木手はとうとうゲンナリとした表情になってしまいました。
それから、アーベルとトーマスと呼ばれたダンデライオン一座の男性が丸井のアシスタントとなり、細い紐のようなものを持ち、2人で紐を直線に持ちます。
木手も手伝い、丸井がサーブを打ったあと、少年が得意技を決めやすいように打ち返しました。
「妙技綱渡り!」
と、丸井の得意技がアーベルとトーマスの持つ紐の上で決めると、ブラボーの拍手の嵐です。丸井が得意技を決めたあと、テニスボールが紐の上から真っ直ぐ落下すると、
「天才的ぃ~」
丸井はウインクし、ポーズを決めます。
「次はワタシの番ですねぇ」
丸井がクリームとショコラと後ろに引っ込んでからのタイミングで木手が前に出ました。
リタと呼ばれる少女と、ケンノスケと呼ばれる少年が木手のアシスタントとなり、たくさんのテニスボールを適当な位置に投げます。
それを木手が縮地法を使い、テニスラケットで全部ボールを拾ったことによって盛り上がり、ブラボーの拍手の嵐です。