• テキストサイズ

「新テニ×ナージャ」理想のペア、ダンデライオン一座に会う!?

第1章 理想のペア、ダンデライオン一座に会う!?



 そして、賑やかな方へ少年たちは行ってみると、『ダンデライオン一座』と書かれた暖簾が目に入り、金髪の踊り子の少女がステージでちょうど踊るところも見えたのでした。金髪の踊り子の少女を司会者はナージャと紹介します。



 丸井と木手は観客たちと一緒になって拍手を送り、ダンデライオン一座のショーを見ていました。踊り子の少女、ナージャが踊り終えると、ゲストと踊るコーナーに移り、ナージャは木手の方を見て、おいでおいでと手招きします。



 「ご指名ですよ、丸井くん」



 「いや、あの子の指名、お前だろい」



 「行っていいですよ、丸井くん」



 「いやいや、そういうわけには……」



 「行きなさいよぉ」



 「だーかーらー、オレ指名じゃないって……」

 と、理想のペアは言い合いながら、一緒にナージャのところまでステージの上に上がって来てしまったのでした。


 観客たちは理想のペアに大きな拍手を送り、これはやるしかないと丸井と木手は顔を見合わせ、ナージャを真ん中にして両脇に立ちました。



 「ボンジョルノ、あなたたちのお名前は?」
 理想のペアを交互に見ながら、名前を尋ねたナージャです。
/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp