第1章 嬴政(えいせい)×新人宮女
な、なに?今の…
下腹部がフワッと持ち上がるような感覚。
これが、果てるってことなの…?
力が一気に抜け、息が上がってしまっている。
しばらくは動けな…っ!?
『せ、せい!?待っ…きゃぁっ』
「すまない、華!…待てない」
そう眉間にシワを寄せた政に言われ身体を震わせると、政の動きが再開する。
さっきよりもだんだんと、深くなってきている気がするのは気のせいだろうか。
一度絶頂に達した私には、そんな政の動きは耐えがたいほどに快感をもたらすのだ。
『はぁっ、ん……ぁ』
もう何も考えられずに、政の首に腕を回し引き寄せる。
『おねがっ…もっ、きてっ!』
「ああ、声、抑えるなよっ…クッ」
思いっきり私の中の奥まで来た政はそこで果て、私に体重を預ける。
政のあがった息が耳元にかかり、身体がまた反応してしまう。
「はぁっ、大丈夫か?」
『っ!せ、い…そこで話しちゃ、だめっ』