• テキストサイズ

【ハイキュー!!】Mint tea

第2章 彼女の勘違い【澤村大地】




***


それから3ヶ月程が経過し、バレー部は春高出場が決定していた。


俺は苗字との事があって以来、気付けば彼女が気になり目で追うようになっていた。

クラス内ではやたらと苗字がいるグループの話に割り込み、図書館で勉強する苗字を見かけた時は、偶然を装って近くの席に座ったりした。



これってもしかして、恋か。

俺は苗字の事が、好きなんだろうか。



スガや旭に相談しようとも思った。

しかし、苗字の事を他の男から「女の子」という目で見られるのがなんとなく嫌で相談はしなかった。



ある日の、部活が始まる直前。
苗字から、話があると呼び出された。


「ごめんね、部活前に。すぐ終わるから」
「いいよ。どうした?」

「あのね……私……」
「うん?」

/ 190ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp