第4章 【酔っ払い】
するとはベッドから降りて『ドフラミンゴさんのコレ、私がしてあげましょうかぁ?』と予想外の言葉を言ってきたので思わず笑ってしまった。
「フッフッフ…!お前に出来るのか?」
『出来ますよぉ……ほら』
彼女には今まで1度も己の欲望を咥えさせた事は無かった。俺自身、の中で気持ち良くなりたいと思っていたからだ。
それが今、彼女自身の手によって俺に快感を与えてくれるというのか…?この前は碌に自分で腰を動かしきれなかった奴が?正直、期待はしていなかったが、こうやって彼女がしてきてくれるのは嬉しいことだ。身を委ねようと座っていると、スボンを下ろされ己の膨れ上がった欲望を出した。
『…んっ……ふ…』
「…っ」
『ふ…んぅ……』
俺の脚の間で、膝を着き無我夢中に欲望を咥えて愛撫をする。意外にもやり方が上手いのか、気を緩んだらすぐにイっちまいそうだ……。
紅く火照った頬をして俺を見上げながら咥える姿を見下ろしていると、高揚して彼女の後頭部を掴みもっと口の奥まで入れさせた。
『っんん…!』
「……もっとだ…っく…」
感じてしまう所を舐められてもう限界だと思った瞬間に、彼女の口の中に精液をぶちまけた。
あまりのテクニックの高さに気を取られて、出るタイミングで彼女を離さなかったのは完全に俺のミスだ。吐き出せと言おうとしたのと、彼女が精液を飲み込んだのは殆ど同じだった。
「…お前、飲み込んだのか?」
『はい…!ドフラミンゴさんの美味しかったです…』
そう言ってはにかむ彼女を見て、俺の中で何かが切れた。多分、理性か何かだ。
未だに俺の脚の間に居るをベッドへ放り投げ、両手を上に上げて糸で拘束する。彼女は驚いた表情をしているが、こっちはそんなの気にしていられない。あんな顔を俺に向けて、欲望を咥えて、いつもとは180度違う彼女に対しての興奮が抑えられなかった。