第2章 【態度】
それからは2人、髪を洗い身体を洗って一緒に湯船に浸かった。何故か彼女はドフラミンゴの膝の上に座らせられた。不服そうななどお構い無しに、後ろから抱きつく彼。
『もう怒ってないんですか…』
「ア?アー、さっきお前に入れた時に収まった」
『…………』
「今日は素直だったな?」
『…!』
「照れてんのか」
『ばっ……!誰も照れてなんか…』
顔を紅くして俺の腕の中で縮こまる彼女を見て、己の欲望が再び勃ってしまった。その違和感には、肘の上に座る彼女には伝わっていて。嘘だろお前と言いたげな視線を送ってくる。ドフラミンゴはそんな自分にため息を吐きつつ、頭を掻く。そして彼女の耳元で「…もう1回」と言う。
『はぁ!?』
「お前のせいで勃っちまったんだから仕方ないだろ」
『それは貴方の自己管理が……』
「…な、良いよなァ?」
『……っ』
耳朶を甘噛みして、手を彼女の胸へと回しやんわりと揉む。すると彼女は『…ベッドに行きたいです』とそう一言。それを聞いたドフラミンゴは、口角を上げて「じゃあその前に此処でイっとくか」
そう言って彼女のソコへと手を伸ばし、片手は胸を弄っている。
『え、ベッド行きたいって言ったのに…』
「フッフッフ…それまで俺が抑えられるとでも?」
『……お、思ってないけど………っひゃん!』
湯船の中での行為に及ぼうとしている彼の手を止めようと、手首を掴んでみるがビクともしない。それよりも彼の指の動きが、気持ちよさと共に私の腕に伝わってきてとても破廉恥な気分…。